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天神島/天神島ビジターセンター

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横須賀市佐島の天神島及び笠島周辺は、三浦半島を代表する動植物が分布するとともに、地質学上も重要なところです。南方系の海岸植物のハマオモト(はまゆう)が自生し、その分布は日本の北限となっており、横須賀市の”市の花”に指定されています。
現在は、天神橋(神奈川県の名橋百選)が架かっているために、島であることを忘れてしまいますが、この島は天満宮がまつられていて、渡ることのできない神の島とされていました。美しい自然が残されたこの島は、現在横須賀市自然・人文博物館付属臨海自然教育園となっていて、園内のビジターセンターでは、天神島の海岸植物や昆虫・魚類の標本、佐島の漁撈用具などが展示されています。三浦半島をとりまく海岸線の荒廃が進んでいる現在、ここで守られている自然環境は貴重な市民の財産です。